家のダウンサイジングにお悩みではありませんか?
住み替えると ダウンサイジングができて快適になりました。
子育て期は、子どもの幼稚園や小学校、中学校、自然環境、家の広さなどを重視して住む家を選びますよね。
子どもが巣立ち、今の家、ちょっと広すぎるな、と思ったときに 住み替えってどうかしら、実際にはどんな感じで進むのかな?大変なのかな?このままのほうが良いのかな?と不安を感じることはありませんか?
私たちは、二人の子どもが自立し これからのことを考え始めた時、60代に入りました。
家の片付けをするのも 住み替えするのも70代では、厳しいのではと考えて 今、取りかかろうと思いました。
また、私たちは、住宅ローンは返済済みでしたが、戸建ては、とにかくお金がかかると感じていました。
例えば、外壁や屋根の塗装は10年ぐらいごとに100万円以上、庭木の剪定も高い木は外注しないと危ないので数年ごとに数万円などです。
とは言え、マンションだって、修繕積立金や管理費など戸建てなら不要な固定費が毎月必要なので、それが私は、不安でした。
そこで 駅近のマンションなら車は手放せると考えて 車の諸経費を年間で計算すると30万円ぐらいで、マンションの固定費と同じぐらいだとわかり、計画を進めることにしました。
独立したとはいえ、子どもたちは、さみしい思いもあるのかなと考えたりすることもありますが、総じて、住み替えをしてよかったと思っています。
住み替えをしたメリットは、引越の期限があるので、片付けがスピーディに出来たこと、マンションの機能性を享受できたこと(ゴミ出しはいつでもOK、室内が暖かい、駅近)です。
住み替えってありかな?なしかな?
不動産の売却と購入ってどんな風に進むんだろう、不要品をどう片付けたら効率的なのかな?と悩む方の参考になれば嬉しいです。
不動産市場に参入する
最寄りの駅から徒歩20分の東京郊外の新築戸建ての建て売り住宅は、ほとんど不動産知識のない私たち夫婦が、社宅の煩わしさ(笑)から逃れるようにして、終の棲家のつもりで購入し とても気に入っていた物件でした。
2階に子どもたちそれぞれの部屋を取れたし、キャンプ用品やお客様用のお布団、おひな様、クリスマスツリー、ファンヒーター、何でも収納可能(笑)。
夢中で働いて子育てした思い出が詰まっていました。
でも子どもって いつか自立するんですよね。
私は、わかってはいたつもりでしたが、実感できずにいました。
人生のステージが移行したんですね。
というわけで、まずは住みたいエリアの下見をしてみようと 足を運び、その近所の不動産屋さんに飛び込みで入り、話を聞きました。
希望は、戸建ての家の売却代金内で買える駅近の中古マンションでした。
そのうちの一軒で 「では見てみますか?」と内見させてくれましたが、価格が、私たちの想定していた予算より、オーバーしているのに ボロボロでとてもショックを受けました。
しかも高齢の方が住まわれていたそのままの状態で 洋服やモノが溢れ 冷蔵庫がなんと2個もあったりして、色々考えさせられました(やっぱり、今のうちに片付けしなければ出来なくなるんだ・・・)。
当時は、ボロボロの状態のお部屋を内見すると 住めないと思ってしまいましたが、今なら、リフォームやリノベーションで生まれ変わるんだとわかったし、物件の価格も流動的なことも知りました。
ですから、簡単に諦めずに、こつこつ検討したほうがいいんですね。
不動産屋さんに お聞きしたのは、不動産の価値は、立地が一番なので 我が家の「駅から徒歩20分」というのは、売却にかなり不利だということ。
築23年くらいだったので まだまだ住めるレベルでしたが(水回りのリフォームは必要だったと思います)、建物の価値はほとんどなくて 土地の値段だけになるということ。
そして、いつ売れるかわからないので なるべく売却を先行させて 同時に購入物件を探し続けるということ。
この売却を決心するのが、自分でも意外でしたが、なかなか出来なくて、時間を要しました。
ちょうどいいマンションが見つかった・・・購入が先行
不動産やさんからも色々物件を紹介して頂き、内見も何軒かしましたが、中古マンションは、一点物で、一つとして同じモノがなく、帯に短したすきに長しで とても良いけど、駅から遠いとか、北側の部屋にエアコンが入れられないとか、エレベーターが止まらない階であるとか、なかなか決まりませんでした。
予算を増やせば、簡単に見つけられたのでしょうが、私たちは、ローンは組まずに 売った家の価格以内で中古マンションを購入すると決めていたので 大変だったのかもしれません。
最終的には、夫が、不動産サイトで条件を登録していたので、その中から 決まりました。
駅から徒歩5分の1LDKプラスサービスルームで、築40年の古いマンションですが、6年前にフルリノベーションされた部屋が、私たちの新しい家です。
売主の方は、香港に転勤されるので売却されたそうです。
ちょうどいいサイズということは、処分しなければいけないものが、たくさんあるということで、ここからが、住み替えの本番です。
我が家が不動産ポータルサイトに掲載される・・・売却
サイトに掲載するために、我が家の写真を撮ってもらって見ると、馬子にも衣装のようで、よそのおうちみたいでした。
掲載されると意外にも、すぐに担当者から2件、内見希望があると連絡がありました。
早い展開について行けず、もたもたしていたら、あっという間に、眺望を気に入って下さり、古家を壊して、新築したいとおっしゃる若いファミリーにお譲りすることが決まりました。
住み替えのサイトなどを見ると、購入先行は危険なので、売却を先行させるべきとありますが、我が家の場合は、ちょうどコロナの少し落ちついていた時期で 不動産市場が動き出したタイミングだったので 運が良かったとしか言えません。
片付けを加速させる
それからは、メルカリに参戦したり、クリーンセンターに何往復もして粗大ゴミを持ち込んだり、忙しい毎日でした。
初めは、捨てることが、さみしいとか、悲しいとか思っていましたが、だんだん慣れていって、スピードが加速していきました。
メルカリでは、初心者だったので、安く設定しすぎて、送料オーバーになってしまったり、おひな様を直接取引希望で300円で出品したところ、たのめる便に変更して欲しいということで、計算が大変だったり、振り袖をしまっていた桐の衣装ケースも直接取引希望で300円で出品したら、なんと大雪の日の夜で、うちのノーマルタイヤでは、車が出せず、夫と担いで近くの待ち合わせ場所まで運び、渋滞で遅れる購入者さんを30分待つということもありました。
メルカリではあまり結果を残せませんでしたが、ブックオフで意外に高く売れたのが、キャンプ用品でした。
昔のランタンは、シュコシュコ、ポンピング?しないと灯りがつかないので、面倒で売れないと思っていたら、そこがいいらしく、高値がつきました。
片付けの話・・・ 不要品をどこで処分するかの判断が難しい
片付けで悩んだのは、どこで処分するのかということでした。
その内訳を書いてみたいと思います。
- おひな様(親王飾り)畳1畳分ぐらいの大きな箱に入った一式→メルカリとジモティーに出品して、2ヶ月ぐらいかかって、メルカリのたのめる便
- クリスマスツリー→メルカリで
- 成人式の振り袖→着物下取り業者に着てもらい査定、買い取り。
- 振り袖が入った桐の衣装ケース→メルカリ直接取引
- 一眼レフカメラ、ミシン、ステレオ→ハードオフ
- キャンプ用品→ブックオフ
- 婚礼家具、食器戸棚、学習机、テレビ台、エアコン、照明→リサイクル業者
振り袖やカメラ、キャンプ用品などメルカリに出品して取引したほうがお値段は、高くなったと思いますが、やりとりに時間が結構取られ、しんどくなってきて、値段は気にせずに進めました。
今、自分に必要か、どうか考えるのは、本当に頭を使うというか、思考が必要なんだと思いました。
それと体力も気力も使うと思いました。もう本当に大変でした。
そんな中で私の相棒となってくれたのが、Audibleです。
読書が相当進みました笑)。
また、大変で思い出したのは、アルバムです。
家族のアルバムがダンボール2箱ありまして、それを半分以下にしました。
昔のアルバムって、重くて立派すぎるので、軽いのを購入して、写真自体も抜粋して入れ替えて。
子どもたちの写真を処分するのは、つらかったのですが、そのかわいらしさを思い出すことができて、幸せな時間でした。
これは、思いがけない収穫だったと思います。
まとめ 住み替えで片付けができ家族の幸せも実感
私たち夫婦は、60代に入り、子どもたちが巣立ち、家が広すぎるなと感じるようになり、住み替えをして 戸建てから中古マンションに移りました。
不動産の売却と購入が同時進行となるため、なかなか忙しい日々でしたが、そここそ大きなお金が動くので 本を読んだり、お金の流れを考えたり、取引ってこんな感じで進むんだなと考えたりして、楽しい時間でした。
また、住み替えをすることで 片付けができ 家族の幸せな時間も実感することができました。
新しい環境になり また新たな家族のページが開かれた感じがします。
今回、片付けをして思ったのは、見えないものは、存在を忘れてしまうということです。
7割から8割収納を心がけて、見える化して シンプルに暮らしたいと思いますが、できるかな・・・自信はあまりありませんが、周期的に見直すことは、していきたいと思っています。
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